オーガニックの定義

オーガニックと聞いてまず思い起こすものは食品の安全基準となっているJASでしょう。農林水産省が制定した有機JASマークなしにはオーガニック食品であると名乗ることができません。ガイドラインを設けることで食の安全や品質を保全するとともに、消費者もマークの表示により公的機関によって認証されたオーガニック食品であることを確認することができます。

有機JAS基準には、

  • 農薬を使用しない
  • 化学肥料を使用しない
  • 周辺からの農薬の飛散がない
  • 2年以上農薬を使用していない田畑での栽培
  • 遺伝子組み換え技術を用いない、など多数。

数多くの基準をクリアした食品のみが「有機JASマーク」を安心・安全の証として表示できるのです。もし消費者の健康志向が高く、認証機関によって承認された安全な食品しか口にしたくないというのであれば、JASマークの表示の有無で基準をクリアしているかどうかを知ることができます。

オーガニックの魅力

有機野菜の場合、抗酸化物質が多く含まれており味も通常の野菜よりも優れているというメリットがあります。農薬や化学肥料には、管理のしやすさや発育の補助、害虫被害の防止といった農家の方にはありがたい効果がありますが、やはり野菜は大地に根を下ろして育っていきますので農薬などの影響は野菜の内部にも行きわたります。

オーガニックを求めるユーザーが最も必要としているものは安全です。化学のチカラを借りて多くの問題が解消されてきたことも事実ですが、その反面では副作用とも言える悪影響が年月を経て明るみになってきていることも事実です。

10年前は薬として使用されていたものが、10年後には毒物として扱われているように真実は簡単に覆されてしまうものです。

その中で確かなものは「自然」です。

地球が誕生してから生命が育まれてきた中で化学薬品のようなものは存在していなかったはずですから、自然の中で生命をつないできたように、ありのままの状態に近づくことが人間にとっても安全であると言えるでしょう。

口から入るものだけでなく肌に触れるものも同じです。金属アレルギーによって肌が炎症を起こしたり、最近では化粧品によって肌が白斑に変色してしまう事件も起こりました。

自然から大きくかけ離れたものに対して体が異常を訴えるケースは少なくありません。化粧品にも食品と同じように高い安全性が求められています。

認証機関

オーガニックコスメが注目を集めているにもかかわらず日本にはオーガニック化粧品に対する公的な認証機関が存在していないのが現状です。実際にオーガニックを謳っている商品が流通しているにもかかわらず、本当にそれがオーガニックを原料として作られているのかどうか、安全な環境や生産方法がとられているのかというチェックがされていないのです。

極端に悪意のある見方をすれば、まったくオーガニック原料を使っていないにもかかわらず「オーガニック製品です」と偽証アピールすることも可能なのです。ブランドや商品イメージだけでアピールされているものを100%信じるしかない立場にあるのが日本の消費者です。

しかし世界に目を向けてみれば、オーガニックコスメの先進国であるヨーロッパやアメリカではすでに厳しい安全基準とチェック機構によって認証が行われています。言い換えれば日本とは違ってヨーロッパやアメリカでは消費者が認証機関によって守られているということです。

エコサート

国際有機認定機関としては最大級の規模を誇るオーガニック認証機関です。フランスの農学者によって設立されたこの団体は世界85ヶ国以上で活動をしており、この団体の求める基準は「世界基準」と呼ばれています。同時に世界基準と言われるようにそのチェック項目の厳しさにも定評があります。

日本でも2007年よりエコサート・ジャパンとして化粧品の認証活動を進めているのでこれからの日本市場や化粧品メーカーも世界基準の安全が求められていくことでしょう。またそれは消費者にとって求めていかなければならない安全基準でもあります。

このエコサートの他にも世界では多くの公的認証機関があります。

  • イチェア(イタリア)
  • ソイル・アソシエーション(イギリス)
  • ビーディアイエイチ(ドイツ)
  • エイシーオー(オーストラリア)
  • ユーエスディーエー(アメリカ)

などが代表的な機関です。やはり日本においてオーガニック化粧品に対するチェックが行われていないことは、世界から見ても日本の安全基準が劣っているとしか言いようがありません。

世界基準のエコサート認証を受けた日本の化粧品

突然ですが、

「あなたはアレルギーをお持ちですか?」

アレルギーに悩まされている人は多いのですが、実は自分がアレルギーだと自覚していない人もまた多いのです。そのような方はお肌が深刻な症状に陥るまで、自分の肌の不調がアレルギーによるものだと気付いていない場合があります。

厚生労働省の発表によりますと、およそ2人に1人は何らかのアレルギー症状を抱えているとのことですので、もしかするとあなたや大切なお客様もその1人に当てはまっているかもしれません。

そんなアレルギーの方に好まれて使用されているのがオーガニックコスメですが、認証を受けた商品や天然由来成分の割合表示が明確にされている化粧品はまだまだ少ないように感じます。

そんな中、ある商品がまもなく発売されます。

その化粧品は、昨今の情報社会においてネット販売や通信販売を一切せず、登録された美容室でしか取扱いを許されていない歴史ある化粧品メーカーによって生み出されました。

それが ”セブンツーセブン化粧品” であり、
新発売される商品名は【ランレイプレナリィ】です。

現時点ではまだ発売前ですので詳しくはお話できませんが、弊社には続々と情報が入っております。

あのエコサート認証を受けたオーガニックコスメですから、徹底したナチュラル処方で敏感肌の方にもオススメできますし、さらにはなんとタレントの渡辺美奈代さんからの推薦もいただいており、今からかなりの大型新人になりそうな雰囲気がプンプンしています。

お肌に悩みを抱えている敏感肌のお客様に、きっと最高の商品をご紹介できることでしょう。